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2024.10.02

陶芸家 福村龍太

【然美 】 福村龍太さんの作品との出会いは、京都祇園「T.T」の2階にある立礼茶室「然美」でした。
薄暗い空間の中で銀彩の器がぼんやりと浮かび上がり、その浮世離れした存在感が、時の移ろいと共に美しく変化する空間と見事に調和していました。
夢か現か。
それは髙橋大雅と福村龍太が仕組んだエンターテイメントであり、その刹那で優雅な時間にすっかり酔いしれてしまいました。

【 日月窯 】 福村龍太さんは福岡県うきは市に父が構えた日月窯の二代目として生まれました。
恵まれた環境でしっかりとした基礎を身につけることができた反面、家業を継ぐことの難しさや伝統というしがらみに苦しんだ時期もあったそうです。

そんな最中、衝動的に旅立ったニューヨークで、彼と同じように大志を抱くクリエイターたちと出会います。
ニューヨークでの作陶経験は彼の作家としての才能を開花させ、現在のシグニチャーである銀彩の作風を確立しました。

【 イデアル、人デアル 】

“銀彩” “炭化銀彩”“焼き締め銀彩”

初めて服飾ではない作家さんとお仕事することになりました。
というのも、夢や理想を売るべきファッションにおいて、生活工芸を扱うことに少なからず抵抗がありました。
お店が妙に所帯染みてしまうのではないかと恐れていたからです。

しかしながら、福村さんの作品が放つ存在感は、それとは全く別次元のものです。

時の移ろいを内包したような美しい色彩は、単なる実用的な工芸品を超えて芸術作品としての佇まいを持ち、工芸の「型」を超えようとする強いエネルギーは「守破離」の芸に到達しています。

「イデアル、人デアル 」

伝統を尊重しながら新しい価値観を求めること。

美しく洗練されていること。

つくり手そのものであり、唯一無二であること。

美意識に共鳴する作家さんとの新たな組み合わせによって、私たちも「型」を超越し、イデアルの新たな理想を描いてゆきたいと考えています。

【 販売方法 】

10月5日(土)11:00より店頭販売を行います。
当日10:45分より整理券を配布いたしますので、お店の前に並ぶのはご遠慮ください。(住宅地のため)
お一人様5点までとさせていただきます。
通信販売及び、オンラインストアでの販売は行いませんので予めご了承ください。

福村さんの作品は、個展形式ではなく常設展開となります。
不定期で店頭出しを行いますので、今回ご都合が合わない方にも店頭でご覧いただけるように考慮したいと思います。
少しでも多くの方に見て頂けたら幸いです。

〒390-0811
長野県松本市中央3-2-17
F L A I R
0263-31-3848

橋場

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