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2024.11.08

ガラス作家 山野アンダーソン陽子

山野さんのガラス作品は見つけるたびに少しずつ買い集めて、日々の生活で使っています。
日用品としての安定感がありながら、眺めているだけでうっとりするような色気も帯びている。
形容し難い不思議な魅力があります。

そんな山野さんが企画展をされると聞き、年初に東京オペラシティで始まった『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』に行ってきました。
参加しているアーティストの顔ぶれにも興味があって伺ったのですが、予想を遥かに超えた素晴らしい内容で、期間中に2回も行ってしまいました(笑)
ガラスといえばその透明度ゆえに繊細で美しい造形美ばかりに注目していましたが、この企画展によってガラスという存在、そして山野さんの作家性に興味が湧きました。

どんな風に彼女を紹介したらいいのだろうと散々悩みましたが、彼女を紹介する上でこの記事がベストだと思い、自分の拙い文章は割愛させていただきリンクを貼らせていただきます。
是非ともご覧ください。

山野アンダーソン陽子 ガラスの器と静物画と写真 そのあいだの多様性

*Goldwin様より拝借致します。


作家というとどうしても自己満足的な表現に走ってしまうし、それは間違いではないと思います。
しかしながら彼女はそうではない。
大きな視点で今の世界と向き合いながら、作品を通してその課題と対話しています。

『デザインは問題解決の手段であり、アートは問題提議の手段である』

彼女はその両方を天秤にかけながら、バランスの取れた作品を生み出しているひとりです。今でも奇跡だと思うのですが、この夏に東京で行われた個展に伺った際に山野さんにお会いすることができました。
本当に素敵な人で、ソウルフル。
思った通りでした。
こちらも負けじと想いを伝えたら、イデアル=人デアルに協賛してくれることに(!)
心のコンパスが示す方向へ。勇気を持って歩み出そうとしている私たちの背中を押すように、山野さんから素敵なワイングラスが届きました。
メッセージカードも素敵でしょ。
天才。今回はワイングラスのみの入荷です。
少しずつバリエーションを増やしていきたいと思っておりますが、人気作家さんなので気長にお待ちください。
必要以上につくらないという美学にも共感します。

【 山野アンダーソン陽子 】
2001年よりガラス産業のメッカでもある南スウェーデンのスモーランド地方にてガラス製作技術を学ぶ。
2004年Konstfack(国立美術工芸デザイン大学)セラミック・ガラス科修士課程在学を機にストックホルムに拠点に移し、現在グスタブスベリにアトリエを構え、ガラス制作の活動の場としている。
2011年ストックホルム市より文化賞授与。
2014年スウェーデン議会が作品を貯蔵。
スウェーデンのみならずEU、日本でも作品を発表し、ライフワーク「Glass Tableware in Still Life」の活動にてガラス食器のあり方を多方面から表現し、思考する。

【 販売方法 】

11月9日(土)11:00より店頭販売を行います。
少量入荷につき、お一人様2点までとさせていただきます。
通信販売及び、オンラインストアでの販売は行いませんので予めご了承ください。

〒390-0811
長野県松本市中央3-2-17
F L A I R
0263-31-3848
橋場

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