THE BIG LEBOWSKI (ビッグ・リボウスキ)は、1998年に公開されたアメリカの※クライム・コメディである。
※犯罪を題材にした映画
コーエン兄弟が監督、脚本を務め
「アイアンマン」でオバディア・ステインを演じたジェフ・ブリッジス、「モンスターズインク」サリー役など、声優としても俳優としても人気のあるジョン・グッドマン、
「ONE PIECE」サンジのサンプル説で有名なスティーブ・ブシェミを中心に物語が進んでいく。
思わずニヤっとしてしまう小ネタ、ブラックジョーク連発のドタバタ劇で、あまり深く考えずに穏やかに見れる作品となっている。
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そんなコメディ映画と《sacai》がコラボレーションを果たした。
コメディ映画からシーズンテーマを引っ張ってくるなんてsacaiでは珍しい...。
単純にデザインが好みだったためパーカーやTシャツを仕入れたが、実際は映画好きでない人からすると響きが悪いのかもしれない。(笑
「The rug really tied the room together(あのラグは部屋にすごく合っていた)」
という劇中のセリフを引用したプリントは、フランスのアートディレクター、ファビアンバロンが手掛ける。
この映画の冒頭に差し込まれる人物紹介のフォントに似た、オールド風なデザイン。
発色のいいカラーのグラデーションプリントは、これからの季節に活躍してくれるはず。
かなりタフなコットン生地で、首元がヨレづらいバインダーネックの仕様。
タイトルとsacaiロゴのみの主張が控えめなタイプも用意しているが、そもそもの映画ファンでないのに着て良いのかとよく尋ねられる。
いやいや。
パロディグッズとして...という商品ではないし、Tシャツにそんなにムキにならなくても。
素直に“ sacaiのプリントT “として気に入ればスタイルに取り入れる、以上の事はないのかなと。
そもそも映画ごとコレクションのコンセプトになっているため、ルックでも多様されており、今シーズンのキービジュアルなのは間違いない。
とはいえ、阿部さんのものづくりのヒントが隠されている映画とあらば見逃すわけにはいかない。
ついでに主役を務めたジェフ・ブリッジ出演の「クレイジーハート」「トゥルー・グリッド」は個人的に推したい2本なので、おうち時間の片手間に是非チェックして欲しい。
栁澤