ensou. | New Label
E N S E M B L E は来年の1月で10周年を迎えます。
このお店のコンセプトは、“独創家たちの協奏曲”。
それは今も変わりません。
独自の音色を奏でるデザイナーたちのクリエーションを、自分たちのフィルターによって重奏することを目指してきました。
「情報」よりも「感性」だったり、「手」の痕跡を感じる迫力のあるコレクションにはいつも心が躍ります。
なかでもSUNSEAのようにインディペンデントの姿勢を崩さず、月日と共にその世界観が成熟していくようなブランドは誇りです。
そういうブランドにはそうそう出逢えません。
そんな10年を経てようやく出逢えたブランドが ensou.(エンソウ)です。
デザイナーの西川さんはUNDERCOVERにて10年ほど高橋盾さんのクリエーションを支えたのちに退社。
しばらくして、ナンバーナインを解散した宮下貴弘さんに誘われてsoloist.の立ち上げに参加します。
3年ほど尽力した後に自分のペースで制作活動をするために独立、ensou.(エンソウ)をスタートしました。
初めてアトリエにお邪魔して洋服を見せてもらった時のことは今も忘れません。
壮絶なキャリアを経てきたせいか、彼はデザイナーであるけれど職人だと思いました。
手癖というか、西川さんが思う「これが良いんじゃない」という思想が服を介して伝わってくるんです。
’名は体を表す’と言いますが、これは西川さんの思想であり演奏なのだと。
その瞬間、E N S E M B L E のコンセプトや10年の歩みが走馬灯のように浮かんできて、運命的なものを感じました。
販売店を増やすことに消極的だった西川さんを説得し、ようやくこの秋冬から展開がスタート致します。
今シーズンはコート1型、ジャケット1型(3素材)、シャツ2型(2素材)のラインナップです。
E N S E M B L E のお客様には是非みてほしい洋服です。