ましてや私たちはお店に仕入れるものを「選ぶ」ことが仕事であり生活であるため、その行為を避けては通れません。
だからこそ仕入れるものは全てを現地まで足を運び、作家やデザイナーと対話して、自分たちの目で実際に見て決めます。
当たり前のことですが、非常に重要なことであると思っています。
今回は𠮷田太郎さんを訪ねて石川県小松市に伺いしました。
100年以上続く九谷焼の窯元「錦山窯」で作陶する傍ら、釉薬の醸し出す表情を生かした作品作りを探究し続けています。
九谷焼と対照的な作風と技法を持ち合わせることは、自身の表現を形成する重要な要素のひとつであり、そこには太郎さんの高い美意識と創造性が表れています。





釉薬が溶け合う繊細な色味や、触った時の優しい質感やフォルムに惹かれました。
不思議な心地の良さ。
そこには太郎さんの人間性が表れているような気がします。
今回は花器を中心に買い付けました。
太郎さんの花器は花屋さんや華道家といったプロの方たちから熱心な支持を受けていますが、有機的なフォルムの存在感はオブジェとして置いておくだけでも素敵だと思います。
実際に私も花を生ける習慣はありませんでしたが、花器を扱うにあたって講習に行ってきたので、これからはチャレンジしたいと思います。


先ほど店頭ディスプレイを済ませましたが、うっとりするほど美しくてモダン。
鳥肌が立ちました。

1994年石川県生まれ
2017年京都精華大学芸術学部陶芸コース卒業
2018年石川県立技術研修所中途退学
2018年錦山窯入社
【 販売方法 】
店頭販売のみ。
4月19日(土)より店頭でご覧になれます。
お一人様5点までとさせていただきます。
通信販売及び、オンラインストアでの販売は行いませんので予めご了承ください。
𠮷田太郎さんの作品は、個展形式ではなく常設展開となります。
不定期で店頭出しを行いますので、今回ご都合が合わない方にも店頭でご覧いただけるように考慮したいと思います。
少しでも多くの方に見て頂けたら幸いです。
〒390-0811
長野県松本市中央3-2-17
F L A I R
0263-31-3848
橋場