非常に生真面目で几帳面なイギリス人が創る《CASEY CASEY》の服には不思議な余白がある。
目に見えて作り込んだ服なのに、これ見よがしな感じはなく、着る人にすっと馴染んでしまう。
以前も《CASEY CASEY》のご紹介で書いたけれど、毎日着ていても、新しい服に袖を通す時のような高揚感が続いて気持ちがいい。
服がファッションとしてお化粧される前の、根本をデザインしているからでなないだろうか。
この重厚感は、本質を掘り下げていった結果、彼が見つけた答えに他ならない。
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前回は想像を上回る反響であっという間にラックから服が消えてしましました。
今回は前回よりは少しだけ、型数とサイズバランスを増やしています。
同じイギリス人でも《toogood》とは逆のベクトルで服と向き合っていて、その対比を見るだけでも十分価値があると思います!
長野市の《 G A T H E R I N G 》と松本市の《 E N S E M B L E 》でご覧いただけます。